今日も一日EWIより

サックスやクラリネットよりも手軽に始められる電子管楽器EWI。でもやっている人が少なくて謎に満ちた楽器でもあります。そんなEWIの魅力にとりつかれたEWIおじさんたまおじがEWIの奏法(吹き方)を勉強して読者の皆様と一緒にリアルタイムで上達していこうというブログです。練習に使える伴奏曲も掲載します。

第三回 EWIの箱を開けて音を出してみよう

皆さんこんにちは。EWI Master Bookを読んでいよいよ箱を開ける勇気がわいてきたたまおじです。

ではいよいよ箱を開けてみましょう。

 

箱を開けると、当たり前ですが、いろいろ中から出てきます。説明書は一番大事ですね。何種類もあります。

とりあえず音を出すまでやってみたいので、

〇乾電池を入れる(またはイシバシ楽器のセットを購入した方はACアダプターもついているかと思います)

〇ヘッドホン/イヤホンをさす

〇スイッチを入れる

〇構えるためにストラップをEWIにかける

〇正しい姿勢でEWIを持つ

〇口にくわえてみる

〇何の音でもいいから出してみる

〇終わったら楽器をどう置くか、お手入れはどうするか

〇置き方・立てかけ方

 

までが分かれば良いと思います。EWI Master Bookにもある程度情報が書いてありますが、ここではビデオを見てみましょう!

EWIの箱を開けて音を出してみよう

〇乾電池を入れる(またはイシバシ楽器のセットを購入した方はACアダプターもついているかと思います)

実はふたが二つあります。一つ目の外蓋はコインでネジを回して開けます。ネジは抜き取らなくても適宜緩くなったところで蓋は取れると思います。

 

次に中蓋がありますが、上に軽く持ち上げる引っかかりのところがあります。それを持ちあげて外します。ちょっと難しいです。あまり持ち上げると折れるのではないかと思いますので、無理をしないでください。

 

中蓋を取ると電池が入りますので、図の通りプラスマイナスを気をつけて入れてください。

 

電池を入れた後は元通りに戻します。外蓋はぎゅうぎゅう閉めないほうが良いかと思います。

 

〇ヘッドホン/イヤホンをさす

標準ではなくてミニプラグのヘッドホン/イヤホンを使います。かちっと奥まで入ります。

電源は入れないで先にイヤホンをさしたほうがいいでしょう。一度順番を変えて、電源を入れてからやったことがありますが、変なキューンキューンという音のノイズが差し込む途中で出てきて耳が壊れるかと思いました!

 

〇スイッチを入れる

EWI4000の場合、スイッチにはオフ、乾電池時のオン、ACアダプター時のオンとなっています。乾電池(バッテリー)のオンにします。ボソッというオン時のノイズは出ないようですが、念のため、イヤホンは耳に刺さないほうが賢明です。

 

〇構えるためにストラップをEWIにかける

まず首にストラップをかけてから、本体背面の南京錠のようになっているところにフックをひっかけます。右からかけるのが良いか、左からかけるか良いか、まだ分かりません。善し悪しがあるかも知れません。今後の検証を待ちましょう。

長さの調整をしてください。後々、構えが安定してくるたび何回か調整が必要になってくるようです。

 

〇正しい姿勢でEWIを持つ

左手の親指は、裏面のオクターブローラーのギザギザがついている二個の間に置きます。右手は、アースプレートになっているところに置きます。

 

このとき、左手の指の先が、ローラーの奥となりにあるグライドプレートと呼ばれる縦に長いベルトのところに触ったり、右手の親指がプレートの上下にあるボコっと出たところ(ベンドアップ/ダウンプレート)に触ると、音程が不安定になります。

 

慣れるまで触らないようにしましょう!いつこれらを操れるようになれるか不安・・・楽しみです!?

 

〇口にくわえてみる

付属でついていた「簡単初めてガイド」では、マウスピース(白い部分)を1センチくらい「唇」でくわえ、息を入れます、となっています。

しかし、EWI Master Bookでは「マウスピースは(上下)両方の『歯』で噛みます。しっかりと噛んでしまうのではなく強く噛みすぎないようにしましょう」(37ページ)

となっています!!厚いほうの使用説明書もそうなっています(12ページ)。

 

( ^ω^)・・・

 

( ^ω^)・・・

 

どっちを信じたらいいんでしょう?唇と歯ではえらい違いがあります!

ちなみにサックスやクラリネットをやっていてアンブシュワ(咥え方)に詳しい人なら、

 

上の歯をあてて、下の唇をVの発音の時のように内側に巻き込んで「上の歯+下唇」でマウスピースを押さえるんじゃないの?

 

と思うことでしょう。

 

このときは、音が出れば何でもいいやと思い、上下の歯で噛んでみましたが、後々分かりましたが、長時間練習していたら、歯と歯茎が痛くなります(笑)

 

実はこの三つのどの方法でも音は出ます!!

 

どの方法でも音はでまあああああああああああああああああああああああす!

 

この段階でいうのもどうかとも思いますが、一番疲れないのはサックス・クラリネット式でした。EWIのアンブシュワ(咥え方)については次の次の回、より詳しくお伝えしたいと思います。

 

〇何の音でもいいから出してみる

咥えて息を吹き込むと音が出ます!

感動です!!

 

プリセット1の音が出ていると思います。

 

〇終わったら楽器をどう置くか、お手入れはどうするか

終わったら、使用説明書ではマウスピース表面を消毒用アルコールで拭け(7ページ)となっていますので、アルコールのお手拭きで白い部分をふきふきします。

ただ、キイ(指の当たるところ)のメンテナンスではアルコールで拭くな、とEWI Master Book(95ページ)に書いてあります。ふきふきはマウスピース部分だけにとどめたほうが良いのでしょう。

ボディに入っていったよだれですが、本体の先端にある細い穴から出てきます。よだれをだらだら流して演奏するとここからどろどろ出てきます。

ここもふきふき軽くだけしてみます。

 

〇置き方・立てかけ方

立てかけ方ですが、まず、EWIは箱の写真のように裏面を下に寝せることができません!!

 

箱はサギや~

 

キイが左右出っ張っているので、横面を下にするのも気が引けます。EWIは立てかけるのが良いということです。どうしてもという場合左面のキイがあまり出っ張ってない・・・こっちを下に・・・

いやああああああ!キーがテーブルの面に触ってるうう!?

 

仕方がないので、膝の上に置けば万事解決です。

イシバシのセットを買った方にはスタンドがついているセットもあります(ヘッドフォンかスタンドか選択みたいです><;)ので、スタンドを組み立てて立てかけるようにしましょう。

 

いかがでしょうか、最初の一音、出たでしょうか。楽器のセットアップから片づけまでなかなか儀式の多いEWI

でも音が出たときは、お!すごいぞこれ?と感動します。

ぜひ、最初はゆっくり確実に儀式を終えて、音を出すところまでたどり着いてくださいね。

それではまた。

次回は、音色の変更についてです。

  もしこの記事が面白かったら↓の「いいね!」ボタンやはてなブックマークの「B!ブックマーク」ボタンなど押してください。応援お願いいたします。